元福岡県議会員 堀 ひろゆき オフィシャルウェブサイト |最終更新日:2004/05/07|ホームに戻る




日本と北東アジアの安全には、北朝鮮の正常化が必要
小泉総理の訪朝は評価するが、国交正常化交渉は急ぐ必要はない。

 9月17日、日本の戦後の総理として小泉総理が初めて北朝鮮を訪問しました。そして、10月から国交正常化交渉を行うことになりました。これは、閉塞していた日朝関係を打開し、日本人拉致問題を初めとした、両国の懸案の解決に向かうものと評価をしています。 しかし、日本が最重要に掲げていた8件11人の拉致問題では、8名の死亡という最悪の悲劇的結末なりました。 この発表を聞き、お亡くなりなられたかたのご冥福をお祈りするとともに、ご家族のお気持ちを考えると言葉もありません。改めて北朝鮮の蛮行に怒をあらたにするものであります。米国が「ならず者国家」ブッシュ大統領の言葉を借りればまさに「悪の枢軸」であると重いました。 他国に工作員を潜入させ国民を拉致する。頭越しにミサイルの実験を行う。何の目的かわからない不審船を繰り返し送る。核兵器、大量破壊兵器をもち他国に脅威を与える。およそ普通の民主主義国家とかけ離れているということを日本の国民は、政府は認識をしないといけないと面井ます。 このような独裁国家と国交を回復して経済協力をしても独裁国家が強力になれば、わが国はおろか北東アジアの大きな脅威になります。国交正常化交渉においては、成果をあせり、このような視点をわすれてはならないと痛感します。拉致問題の真相を強く求めながら、北朝鮮の体制の正常化を図っていかなくては真の脅威はなくならないというおもいであります。

コラム一覧に戻る

Copyright 2002 HORI HIROYUKI OFFICE.All Rights RESERVED.